避難所生活を体験 少年自然の家で防災キャンプ

(2017-10-16 17:30)

富士市大淵の市立少年自然の家で14日と15日の1泊2日の日程で「丸火で防災キャンプ」が開催された。

災害時の避難生活をより前向きな気持ちで取り組んでもらうために―と、同施設主催事業として初めて実施。市内を中心にした9家族26人が、体育館での宿泊や飯ごう炊飯、ロープワーク、避難所運営ゲーム、災害ボランティアに生かせる支援プログラムなどを体験し、防災に対する知識と技術を学んだ。

体育館での宿泊の際には、実際の避難所生活を再現するために段ボール製の間仕切りを使ったり、家族ごとにテントを張ったりして寝床を整えた。

避難所で被災者の心を癒やすために活動する足湯ボランティアについて学習するプログラムもあり、支援する側としてのスキルも身に付けた。

防災キャンプは、同施設を運営するNPO法人ホールアース研究所が東日本大震災発生直後から3ヶ月にわたって被災地での支援活動に取り組んだ経験がきっかけとなって企画されたという。





        

 

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