ふじのくに田子の浦みなと公園内駐車スペースに8日、「富士ひのき製 富士山型サイクルラック」が設置された。
富士市と富士ひのき加工協同組合、県東部地域スポーツ産業推進協議会などが連携。富士地域の特産品である富士ひのきのブランド化を推進するとともに、富士山の眺望地点でもある同公園に設置することでサイクリストの誘客を図り、地域活性化につなげていく狙いだ。
サイクルラックは、平成26年に同協議会が主催した「サイクルラックデザインコンテスト」で最優秀賞を受賞した、市内有志によるプロジェクトチーム「フジヒノキバイラックプロジェクト」の作品を基に、富士ひのきを使用して製作。
富士山をモチーフにしたデザインで、普通自転車からマウンテンバイク、ロードバイクまでさまざまな車種が最大8台まで駐輪可能ほか、ラック上部にはヘルメットなどの小物を掛けられる。
県内では、伊豆市のサイクルスポーツセンターに続いて2カ所目で、市では「みなと公園は富士山と田子の浦港、駿河湾の眺望がよく、人気のサイクリングコースの一つ。一層の誘客につながれば」と期待を込める。