富士宮市原の白糸自然公園(白糸の滝西側)でバラ園が見頃を迎えている。四季折々の草花が楽しめる公園の目玉の一つとして昨年11月中旬に植栽し、初めての最盛期。赤、白、黄を基調とした色とりどりの花が園内入り口の富士山眺望スポットを飾り、来園者の視線を集めている。
栽培面積は約900m、35種115本。美しいグラデーションを目指して花の色を考えた配置とし、入り口部分には来園者を誘うように香りの高い品種を植えた。さらに今年の春「白糸バラ園」と記した入場門が登場。支柱に沿ってつるバラを植えており、3年ほどすれば花のアーチになると見込んでいる。
全体の開花のピークは今月上旬までだが、品種によって開花時期が異なり、四季咲きを中心としていることから、秋までに約50日間隔でさまざまな花が見られる。高地のため、市街地に比べて開花は約2週間遅れという。
開園時間は午前9時〜午後4時。年末年始を除く毎日開園。入場無料。問い合わせは富士宮市の花と緑と水の課。