富士市は、4月1日に始めたマンホールカードの配布実績をまとめた。同月28日までの1ヶ月での配布総数は382枚。同様に配布している全国28都市のうち、7番目に多かった。
市上下水道営業課では「予想以上に市外の希望者が多い。下水道の役割に理解を深めてもらうことが第一目的だが、シティプロモーションの効果にも期待している」としている。
同カードは、下水道事業のPRなどを目的に下水道広報プラットホーム(GKP)が企画・監修したマンホール蓋(ふた)のコレクションアイテム。全国各地の土地柄を反映したデザインの蓋が印刷されていて、それぞれ指定の場所に足を運ぶと無料で入手できる。
富士市のデザインは、富士山を前面に打ち出していて、朝焼けに染まる赤富士と雲海、駿河湾の波を5色で表現している。
同課がカード配布時に依頼しているアンケートによると、市内在住者が249人だったのに対し、市外は110人に上った。
市では、本年度いっぱいカードの配布を続ける予定。来庁者限定で一人1枚。無料。配布場所は水道庁舎5階。平日午前8時半〜午後5時15分。