富士本町商店街のオレンジパーキング向かいに設置されている黒板型の「まちなか伝言板」が、商店と人々を結び付けるツールとして注目を集めている。
伝言板は富士TMO富士健康印商店会が、小学校で使われていた縦120センチ、横360センチの黒板を活用しことし9月末に設置。「ポスターやチラシを貼って情報を提供するためだけではなく、人々の交流を図るための掲示板に」と、誰でも書き込めるようにチョークや黒板消しなどが常備してある。
設置からこれまでは情報発信が中心だったが、12月から本格的に自由な書き込みを可能にすると書き込み数が増え、今では2日で黒板がいっぱいになるほどの書き込みがあるという。
現在、伝言板内には商店会イベント情報、各店舗の商品やキャンペーンを紹介するトピックスのほかにも「落書きコーナー」や「今月のお題」などのトピックスを用意。12月のお題は同商店街オリジナルキャラクターの「ロペティ」で、イラストやコメントが書かれている。
今後はさらに活用方法を広げていく予定で、周辺の小中学校、高校などに呼び掛けて黒板アート作品を募集する取り組みを行っていくという。