県が主催するコンクール「ふじのくに新商品セレクション2015」でこのほど、田子の浦漁業協同組合の『生しらすの踊り揚げ』が金賞に輝いた。
同コンクールは、加工食品の品質および県産農林水産物の付加価値の向上などが目的。▽原材料に県産農林水産物をした加工食品▽商品化後2年以内または改良が2年以内に行われた商品―を対象とし、応募総数81点から最高金賞1点、金賞10点が選出された。
生しらすの踊り揚げは、塩を振りかけた生シラスに衣を付けて一匹ずつほぐした状態で冷凍し、油で揚げて調理する。油に投入すると、シラスが踊るように沸くことが名称の由来となった。
衣もこしょうで味付けしてあるため、調味料を使わずに味わえるほか、揚げ時間を短くすると釜揚げシラスのような食感、長くするとカリッとした食感になり、好みによって調整できる。
同漁協食堂の横にある売店で揚げたてを200円で提供しているほか、冷凍品を50グラム200円、100グラム400円で販売している。問い合わせは同漁協。
※時期によりシラスが不足する場合があるので要確認。