県富士土木事務所は24日、富士山スカイライン登山区間(県道富士公園太郎坊線)の冬期閉鎖を解除し、富士山富士宮口2〜5合目の約13キロが開通した。
入り口の2合目ゲート前で、富士宮市観光課と市観光協会の協力を得て開通式を行い、富士山観光の幕開けを祝った。
開通を待つ多くの車が連なる中、同事務所の安達行彦所長の開通宣言でゲートを開放した。先着ドライバーたちには、ミス富士山の石川優子さんと和泉さつきさんが、花束や特産品の詰め合わせなどの記念品を進呈した。
開通区間は当分の間、路面凍結の恐れがあるため、夜間(午後6時半〜翌午前7時半)は通行止めとする。大雨・雪崩注意報の発令時には、昼間でも通行止めとすることがあるため、現地の交通誘導に従うよう呼び掛けている。