日本郵便はこのほど、富士山の世界文化遺産登録１周年を記念したオリジナルフレーム切手セットの販売を開始した。

セットはＡ３サイズの台紙に、１０種類の写真デザイン切手（いずれも８２円）が収められ、１７００円。全国で７万８０００枚用意した。

台紙の表紙にも採用されているのは「天の川と精進湖に映る富士山」。春から夏に移る季節の夜、富士山の上に輝く満点の星空をとらえおり、神秘的で壮大な光景を伝えている。

そのほか、山頂に沈む、輝く満月の情景を冬の千葉県富津市から撮影した「満月と富士山」をはじめ、早春の穏やかな三保の松原、冠雪している山容と満開のサクラ、新緑の白糸の滝、夏の太陽の恵みを受けて鮮やかに咲き誇るヒマワリなど、四季と天体が織りなす魅惑のデザインがそろっている。

市内では吉原（国久保２丁目）、富士（本市場）、岩松（松岡）、松野（南松野）、吉原中央町（中央町１丁目）の５局で販売している。