富士市岩淵の富士川楽座3階に12日、環富士山を中心とした地元産品を取り扱う「富士山の幸」がオープンした。
年間285万人余の集客力を誇る「富士市の西の玄関口」で、富士山や駿河湾といった豊かな自然の恩恵を受けて生まれた食品を販売する。
井出裕亮店長は「地元の良いものを発掘して地域活性化につなげたい」としている。
また、富士川楽座で、今、最も人気というのがメロンパン「富士メロン」。静岡県側から見た富士山をイメージして、宝永山に当たる部分まで再現したのが特徴だ。
販売しているのは、ベーカリー「さんどいっちくらぶ ピクニック」。3階屋外に設置されている屋台コーナー「うまいっ処」にことし2月にオープンした。
同店では、通常の富士メロンのほか、生クリーム入り、抹茶味の計3種類を用意し、平日は60個、土日は200個販売しているが、売り切れてしまうこともあるという。