富士市商工会女性部はこのほど、米粉を使った新食感オリジナル食品「富士山ひらら」の商品化を実現した。22日(木)に同商工会会員事業所を中心とした市内14店舗で取り扱いを開始する。
富士山ひららは米の消費拡大や自給率の向上などを目的に女性部が研究開発した米粉100%食品。原料の米はすべて富士市産こしひかりを使用している。
今回商品化されたのは生麺と素揚げしたピザ生地。ベーシックな短冊型の平たい麺は12枚(120グラム)で300円。パスタのように5ミリほどの幅にした細麺はプレーンのほか、ニンジンやホウレンソウを練り込んだ3種類を用意。それぞれ150グラム入りで330円。細麺3種セットは900円。
短冊形は和洋どちらの鍋、汁もの、スイーツなど幅広い応用が見込まれる。細麺はパスタのほかにあんかけやラーメンでも楽しめる。既に揚げてあるピザ生地は、上に具材をトッピングしてオーブントースターで焼き上げるだけで味わえる。