7月には、山開きを迎える富士山。「毎年登っている」という人も、「今年こそは」という人も、早めに準備を整えて本格的な登山シーズンに備えよう。
アウトドアショップ・SWENクロスガーデン富士中央店(富士市中央町)の中西俊太店長も「登山には早めの計画と準備が大切。どんなグッズが必要か事前にきちんとチェックしてほしい」と呼び掛ける。
変わりやすい山の天候に対応するために必須なのは雨具。同店では『Patagonia TORRENT SHELLジャケット』(税込1万8360円)がお薦め。防水性と透湿性バリアーを施した2.5層構造のナイロン素材で、雨はもちろん強風や寒さを防ぐ機能もあるという。
靴では、靴底が厚く、山道でも疲れにくい構造となっているという登山用シューズの老舗メーカー『SCARPA』の商品が人気を集める。
「一つあると便利」(中西店長)というのは、どこでもお湯を沸かすことができる『ジェットボイル バーナー』(1万4040円)。軽量で持ち運びが楽にできるため、気温の低い山中で暖かい飲み物や食事を楽しみたいときには請け合いだ。
このほか、山小屋で一泊していくという人にぴったりサイズのリュック『Karrimor Ridge30type』や、日が暮れた際などに活躍する『ZEXUS ヘッドライト』なども薦めている。
昨年は富士山に多くの登山者が訪れた一方で、軽装や準備不足による事故も相次いで発生した。
事前の準備を万全に、安全で快適な登山を楽しもう。