富士市立図書館大淵分室 豆本の魅力紹介

(2018-10-24 19:30)

ミニチュアサイズの豆本が並ぶ
ミニチュアサイズの豆本が並ぶ

富士市立図書館大淵分室(大淵まちづくりセンター内)で、深澤庄蔵氏旧蔵コレクション展「手のひらの宇宙―きらめく豆本の世界」が開催されている。12月13日(木)まで。午前9時〜午後5時。

開館10周年記念事業の一環として実施。地元ゆかりの豆本作家でコレクターでもあった故・深澤庄蔵さんの遺族が西図書館に寄贈した制作品やコレクションの一部を披露し、作品の小ささや緻密さから「本の宝石」と呼ばれる豆本の魅力を伝えている。

深澤さんが手掛けた作品では、寄木細工、竹細工、コルク、ホオズキの実の皮といったさまざまな素材を使用したものから縦横2mm16ページの極小サイズのものまで、細やかな手作業とアイデアで彩られた豆本が並ぶ。

コレクション品では、5mm四方の1ページに300字余りの文字が印刷された『主の祈り』、限定300部で発行された『卯の花くたし』、「かちかち山」や「桃太郎」といった日本の昔話を描いた『お伽噺 壱』などを紹介している。

併せて、鏡台やたんすといったミニチュアサイズの家具も展示している。



        

 

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