富士宮市下条の牧野酒造と富士正酒造、土井ファームを会場とした「第7回上野の里まつり『酒蔵めぐり』」が2月7日(日)に開かれる。午前9時半〜午後2時(1時半受け付け終了)。
創業270年の牧野酒造は「白糸」「富士山」、創業150年の富士正酒造は「千代の峯」「げんこつ」の銘柄の日本酒で知られる。土井ファームも老舗牧場で、丹精込めて育てた牛から搾った牛乳でジェラートが好評を得ている。
祭りでは蔵出し地酒の試飲・即売や各種乳製品をはじめ、富士宮やきそば、富士宮にじます、イチゴ、焼き鳥、おでん、そば、パンなどの地元グルメや数々のイベントが楽しめる。各会場を巡ってもらうことで、豊かな食を生み出す上野地区の魅力もアピールする。
会場の一つ牧野酒造では、軒先にフクロウや森の妖精をイメージしたユニークな「杉玉」が登場。酒造と森林の深い関係を伝えるマスコットとし、訪れる人の視線を集めている。
スギの枝葉をまとめて球状にした杉玉は、造り酒屋が新酒の完成合わせて軒先などにつるし、青から茶へと枯れゆく色の変化で熟成の度合いを伝えている。