富士市内で撮影された映画『幕が上がる』（２月２８日公開）と岳南電車がコラボレーションした「岳南電車・幕が上がる号」が２月２１日、運行を開始する。

ＮＰＯ法人フィルムコミッション富士プロデュースによるオリジナルヘッドマークを掲出したイベント列車は、オレンジ色のボディーが特徴の新赤がえる７００３号。車内には、映画に主演しているアイドルグループ・ももいろクローバーＺらの撮影時の写真、ポスターなどが展示される。

『幕が上がる』は劇作家で演出家の平田オリザ氏が発表した同名小説が原作。『踊る大捜査線』シリーズで知られる本広克行氏が監督を務め、全国大会を目指す高校演劇部を題材にした青春ストーリーとなっている。

同ＮＰＯでは、イベント列車の運行のほか映画公開記念切符もプロデュースして販売している。先行限定発売された１５日には、販売会場の比奈駅に全国から多くのファンが押し寄せ、約２２００枚を売り上げた。切符は３月３１日（火）まで、吉原、吉原本町、岳南原田、岳南富士岡、本吉原（本社）の各駅で取り扱っている。