田子の浦港のにぎわい創出などを掲げた「田子の浦ポートフェスタ」（富士市主催）が２０日（日）、県道水神田子の浦港線沿いの田子の浦漁協北側で開かれる。午前９時〜午後４時。

同日、ふじのくに田子の浦みなと公園で開かれる「第１９回田子浦みなと祭り」（田子浦地区まちづくり協議会主催）と連携して、港の魅力を発信する。

田子の浦港周辺を取り巻く環境は、田子の浦漁協を中心とした富士山しらす街道の取り組み、ふじのくに田子の浦みなと公園の一部供用開始などにより、新たなにぎわいづくりが進むなど、変化してきている。

ポートフェスタは、これまでの工業用港や漁港としての役割だけでなく、食や景観、客船・帆船の寄航によるにぎわいなど、観光面での新たな利活用により港としての魅力を高めていきたい―と初開催する。

当日は国や県、自衛隊、各種団体などの協力により、田子の浦の歴史、役割、保安などに関わる業務の紹介、工場夜景の紹介や富士山関連グッズの展示販売などを行い、港や富士市の魅力を発信する。ご当地グルメや世界のグルメの模擬店も出店する。

港湾荷役の車両や自衛隊艦艇などの一般公開（１０時〜）もある。

当日は駐車場を２ヶ所に設け、シャトルバスを運行する。駐車場はＪＲ吉原駅南側と旧フェリー乗り場。シャトルバスは田子浦みなと祭りの会場、吉原駅も結び、１５〜２０分間隔で運行する。