富士山の世界遺産登録1周年を迎えた22日、富士市内3会場で「富士山カンパイ!」イベントが行われた。
ビールの泡を富士山の雪に見立て、グラスを持った両手で稜線と裾野を表現して乾杯するというパフォーマンス。午後5時28分、ラジオfによるカウントダウンの放送を合図に節目を祝った。
吉原商店街では小長井義正市長が駆け付けセレモニーが行われた。集まった約300人を前に、「1周年の喜びを、市民の皆さんと共有できてうれしい」と語った小長井市長は、文化遺産としての登録を踏まえ「文化的な価値と信仰の意義を学ぶと同時に富士山を守っていこう」と呼び掛けた。