富士商工会議所青年部は8日、モニターツアー「富士工場夜景×岳南電車」を実施した。
富士市民を中心に27人が参加し、岳南電車やバスで富士市内を移動して撮影スポットや絶景ポイントを巡り、工場夜景を富士市の観光資源とする可能性を探った。
案内役を富士工場夜景倶楽部の鷲見隆秀会長が務め、バスで日本製紙富士工場、ふじのくに田子の浦みなと公園を訪れた。
吉原駅からは岳南電車に乗り、車窓を楽しんだ。比奈駅からは再びバスに乗り換え、興亜工業やポリプラスチックスなどの工場を眺めた。
各工場が見渡せるポイントでは鷲見会長が、美しく写真が撮れる角度や煙突の高さ、工場内にある機械や生産しているものなど、詳細な情報を参加者に説明。富士山や四季折々の花など、自然と工場の共演を楽しめるところが、他の工場地帯にない富士市の魅力であることを伝えた。