富士宮市は24日、市制施行70周年記念事業の「エンディングセレモニー」を市役所で開いた。
多数の関係者や市民を迎え、感謝状贈呈、音楽コンサート、30年後の100周年で開封するタイムカプセルの封印などで、華やかにフィナーレを飾った。
記念事業は本年度中、「宮元気70」をテーマに歴史を振り返り、まちの活性化を図る約70イベントを展開。須藤秀忠市長はあいさつで「イベントはいずれも大成功、富士宮の元気さを存分に発信できた。これを弾みに日本一の富士山にふさわしい富国有徳の理想郷づくりに全力で取り組む」と感謝と飛躍を示した。
感謝状はプレゼンターに市内在住の女優・工藤夕貴さんを迎え、記念事業に協力してくれた市民や事業者など23の個人・団体に贈呈した。タイムカプセルは富士宮中央ライオンズクラブから寄贈され、除幕した後に約2000点のメッセージと約100点の記念品などを納めて封印した。
ステージでは、記念事業の盛り上げ役を務めたご当地アイドル・チームM?が歌と踊りを披露し、同市ゆかりの演奏家たちによるクラシックコンサートが来場者を魅了した。チームM?のメンバーには須藤市長から?卒業証書?も贈られた。