第55回 富士市発明くふう展 

(2020-08-24 18:00)

市長賞に輝いた「楽しく!ソーシャルディスタンス」
市長賞に輝いた河田さんの「楽しく!ソーシャルディスタンス」

第55回富士市発明くふう展が9月12日、同市蓼原町のロゼシアター展示室で始まった。9月13日まで。午前9時15分〜午後5時。

日用品をより便利に使えるように改良した作品や健康の維持増進に役立つ作品、産業の発展につながるアイデア作品など、自由な着想で作られた作品が並び、来場者を楽しませている。

会場では、新型コロナウイルス対策のために入場制限を設けているほか、来場者には検温、手指の消毒への協力を呼び掛けている。

今年は、小学生の部90点、中学生の部72点、一般・学生の部3点、参考出展1点の計166点が出品された。

第1席に当たる市長賞に輝いたのは、河田隼輔さん(丘小5年)の「楽しく!ソーシャルディスタンス」。友人と話していると夢中になり、距離が近くなってしまうという問題を解決するための作品で、距離が近いと感じたら、フェイスシールドに付いている笛を吹くことで、笛の先の空気が入る筒状部分が伸びて適切な距離が保てる―という仕組み。審査員からは「友達との距離を楽しみながら広くしようとする作者の豊かな感性が感じられる」と評価を受けた。



        

 

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