富士市 公立小中学校の授業が再開 

(2020-08-24 18:00)

「傘さし登下校」を実践する児童たち
「傘さし登下校」を実践する児童たち

富士市内の公立小中学校で24日、例年より短い夏休みが終わり、授業が再開した。今年は新型コロナウイルスの影響で春に臨時休校が続いたため、不足した授業時間の確保を目的に夏休みを16日間に短縮。暑さが厳しい中でも、児童生徒たちは元気いっぱいに登校し、友達との久しぶりの再会に笑顔を見せた。

岩松北小では、児童681人が登校。熱中症予防とソーシャルディスタンスの確保を目的に7月下旬から取り入れたという「傘さし登下校」を実践する児童もおり、雨傘や日傘をさして直射日光を遮りながら歩く姿が見られた。

同校は、住宅設備機器メーカーのリクシルと共同で教室の空調を効率的に使いながら熱中症対策を行う検証実験に取り組んでいるほか、熱中症予防のために授業中に給水タイムを取ったり、下校前の水分補給を呼び掛けたりしているという。



        

 

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