吉原工業高システム化学科3年の教室では今年初めて、植物で日差しを遮る「グリーンカーテン」を設置した。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策の影響により夏季休業期間にも授業を行うことになったことを受け、エアコン未設置教室の暑さ対策として実施。同科で行っている「地球環境化学」の学習の一端も担っており、生徒たちは地球に優しい涼の取り方を実践的に学んでいる。
グリーンカーテンに使用したのは、キュウリ、インゲン、ゴーヤ、アサガオ。臨時休業明けの5月の登校日に生徒たちが苗を植えて以降、朝早く登校し、水やりなどをして大切に育ててきた。
暑さが本格化する7月には葉が手作りのネット全体を覆うまでに成長。野菜も収穫でき、生徒たちが昼休みに食べたり、教諭に配布したりしたという。