富士市中島に1月16日、学習支援を中心とした放課後等デイサービス事業所「発達支援ルーム アイズ」がオープンする。学習塾の塾長金原伸充さんが設立した「一般社団法人なゆた」が運営する。発達に凸凹のある小中学生を対象に、特性に応じた学習や体験型プログラムを提供し、社会性を育むサポートに取り組む。
発達障害は広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などさまざまあり、軽度なものや知的障害を伴う場合など、状況も個々で異なる。
金原さんは、平成26年に開校したフリースクールつくしで発達に不安のある子供たちと接する中で、支援充実の必要性を実感した。
アイズでは「読み書き、計算が苦手」「友達とトラブルになりやすい」「自分のペースで学びたい」といった個々の状態に合わし、個別支援計画書に基づく教科別学習や、苦手教科の指導といった一人一人に応じた療育支援を行う。パソコンやタブレット端末を活用したICT(情報通信技術)支援、そろばんや教具の体験、室内器具による感覚トレーニングなどもある。
放課後等デイサービス事業所「発達支援ルーム アイズ」がオープンへ
(2016-01-14 18:00)