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富士市立高吹奏楽部 全国大会へ

(2015-10-23 18:00)

全国の舞台に挑む富士市立高吹奏楽部
全国の舞台に挑む富士市立高吹奏楽部
富士市立高校吹奏楽部は、10月31日(土)に東京都文京区の文京シビックホールで開かれる「第21会日本管楽合奏コンテスト全国大会・高校A部門」に出場する。

校名を伏せたCD音源による厳正な予選審査(非公開)で最優秀賞を獲得、全国から選ばれた強豪36校と競演し、?フジイチサウンド?を響かせる。

同コンテストは、公益財団法人日本音楽教育文化振興会が、管打楽器演奏や吹奏楽の充実・発展を目指して開催。時代や演奏様式にとらわれない独自のサウンドと新しい演奏スタイルを研究してもらうのが狙いで、同校としては3年前に続き2度目の出場となる。

8月の吹奏楽コンクール東部大会本番で演奏した音源で応募。2年連続で東海大会出場を目指した8月の同ンクールは、惜しくも東部大会で涙を飲んだが、校名や実績を問わない音楽だけの純粋なこの予選では「集中力と安定感があり、曲の世界観がよく表現された素晴らしい演奏」と審査員から高評価を得た。

演奏するのは、ことしのコンクール自由曲に選んだ『闇の中の一筋の光〜オクラホマ連邦ビル爆破事件犠牲者へのオマージュ〜』。アメリカの作曲家、キリングハムが手掛けた難曲だが、同校音楽監督として指揮を担う望月洋次郎さんは「メッセージ性の強い曲だけに、よりリアリティーを出したい」と独自の演出方法を追求。

爆破から逃げ惑う人々の叫びをトロンボーンなどの管楽器で表現した場面では、「どうしても本物のハンドサイレンを使用したい」と、望月さん自ら作曲家本人に連絡を取り、使用の許諾を得た。スタンドプレーなど視覚的なパフォーマンスも盛り込み、新たな演出で挑む。



        

 

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