富士市教育委員会は20日、平成27年度第2回市総合教育会議を同市八代町の教育プラザで開いた。
27年度全国学力・学習状況調査の結果を踏まえ、児童生徒のスマートホン、携帯電話の使用状況が問題点として挙がった。
調査によると、中学生は約4割がパソコンやスマホ、携帯を1日に2時間以上使用していることが分かったほか、ゲームやスマホ、携帯の使用時間は学力に影響するという結果が報告された。
小学生は、1日のゲーム時間が1時間以内と答えた児童の学力調査テスト算数Aの平均正答率が79.5%に対し、1〜2時間では78.6%、2〜3時間では75.6%、3〜4時間では74.0%、4時間以上では70.0%と、ゲーム時間が長くなるほど正答率が低下。
中学生も同様に、1日のメールやネット使用時間が30分以内の生徒の同テスト数学Bの平均正答率が66.0%に対し、30分〜1時間では62.8%、1〜2時間では62.7%、2〜3時間では62.4%、3〜4時間では56.4%、4時間以上では48.7%と、使用時間と正答率が相関関係を示したという。
富士市総合教育会議 スマホやゲームが学力に影響
(2015-10-21 20:00)