富士二小で2日、テレビ静岡のアナウンサーを招いた「テレしず お話し隊!」が開かれた。
鈴木敏広、本谷育美アナウンサーが6年生103人に童話の朗読を披露。各クラスの代表者も教科書の朗読を披露し、プロの視点から分かりやすく話を伝えるこつを教わった。
童話の朗読では宮澤賢治の『注文の多い料理店』を披露した。鈴木さんと本谷さんは、ナレーションを含め登場人物を分担して読み上げ、児童たちを物語の世界にいざなった。
朗読のこつとしては「せりふの前や擬声語の部分では間を取り、聞き手に想像させる」「せりふは感情を込め、ナレーションは冷静に話すことでメリハリを付ける」など指導した。
お話し隊は、本への興味を高めて想像力を育み、正しい言葉を使ってもらおう―とテレビ静岡が県内の小学校で開催している。