富士東高新聞部が７月末に茨城県つくば市で開かれた「第38回全国高校総合文化祭」で最優秀賞に輝いた。２年連続の快挙で、県内では初めてだという。　

文化祭には全国から約１４０校が出場し、最優秀賞は５校のみ。県内では富士東と沼津東高が選ばれた。富士東高は平成１６年から１１年連続で、全国高文祭に出場している。

審査の対象は平成２４年１１月から２５年１２月までに発行した新聞。同校ではＡ３サイズ、１０ページを年４回、Ａ４サイズ両面印刷で、学校行事や部活動の結果を掲載する速報版「東高タイムズ」を３５回発行した。

高い評価を得たのは本紙で長年続くコーナー「新聞部何でも体験隊（ＳＮＴ）」。

３日間、非常食のみの食生活や５日間スマートフォンを使わない生活などを部員自ら体験し、感想やアドバイスを掲載している。

そのほかにも、文化祭「東雲祭」を主催する自治会の紹介、校歌の歴史、富士市の火力発電所建設を踏まえたエネルギー特集、ＯＢやＯＧへの進路相談など、部員たちが練った多彩な企画で構成されている。