先ごろ富山県で開催された2013全日本ARDF競技大会の学校対抗で、吉原工高が初優勝した。
個人でも144MHZ男子19歳以下で植田真仁さん(2年)が優勝するなど、輝かしい成績を挙げた。
ARDF(Amateur RadioDirectionFinding)は、アマチュア無線の電波による方向探索競技。指定されたエリア内に隠された無線送信機から発射される電波を方向探知機で受信し、コンパスと競技用の地図を使って送信機を探し出す。
学校対抗は144メガヘルツで行われ、エントリーしたメンバーの中から上位3人のタイムと発見数で順位が決定。1回2時間の競技で走行距離は10キロメートルを超えるといい、方向探知機の改良と山林を駆け回る体力が求められる。