常設店舗の吉商本舗を運営する吉原商高商業ビジネス部と須津中有志が協力して製作を進めている、オリジナルの味付ぽんずが29日、吉原本町通りの同店舗を中心に販売されることに決まった。
商品名は「吉商本ぽん津」。ボトルに張り付けるラベルデザインの大枠も決定し、販売開始に向けてラストスパートに入った。
デザイン細部の調整が行われたラベルには商品名に加え、「吉商本舗」と「須津中」の文字が大きく記され、中高生のコラボ商品であることをアピール。吉商本舗のキャラクター「よぽぽ」や鍋のイラストも入れて、温かみや家族団らんのイメージを込めた。
企画会議は今後も継続して進められ、販売本数や容量、値段などを決めていく。
オリジナル味付ぽんず作りは、須津中2年生が職場体験のため調味料製造販売の福泉産業を訪問したことがきっかけ。このとき生徒が制作したぽんずを基にした販売計画が持ち上がり、常設店舗を持つ吉原商高とコラボすることになった。
ベースとなるぽんずは、須津中の中端洸稀さんが発案したもの。酸味を抑え、甘みを生かした味に仕上げている。