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「富士市青少年の船」 8月7日現地プログラムを行う

(2010-08-08 17:00)

ついに沖縄に到着
ついに沖縄に到着
富士市青少年の船は7日朝、那覇市の泊港に着岸し、現地プログラムを繰り広げた。

研修生495人はグループごと12台のバスに分乗し、沖縄県平和祈念資料館や糸数アブチラガマ、テーマパークのおきなわワールド、あざまサンビーチを訪れ、沖縄の歴史と文化を肌で感じた。

平和祈念資料館では、太平洋戦争での沖縄戦を伝えるボランティアの「語り部の会」メンバーから当時の惨劇に耳を傾けたほか、戦没者の名前が記された祈念碑の「平和の礎」を見学。陸軍病院として使用された自然壕の糸数アブチラガマでは、アメリカ軍の手榴弾によって多くの死傷者が出た戦争の傷跡を直に確認することで、平和と命の尊さを学んだ。

沖縄戦が日本で唯一地上戦が繰り広げられ、約12万人の県民が亡くなった痛ましい過去を船内での平和学習でも確認した研修生たちは、各施設を真剣な表情で見学していた。

エメラルドグリーンのビーチでは豊かで美しい自然を満喫しながら海水浴を楽しんだり砂浜を散策したりしたほか、おきなわワールドでは琉球王朝時代以前の文化に親しんだ。

船は7日夜に出港し、田子浦港到着は9日夕方を予定している。

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