富士市教育委員会の「第27回富士市青少年の船」が5日、田子の浦港の中央埠頭を出港、一路、沖縄県那覇港を目指した。乗船前に出港式を行い、保護者や来賓が見守る中で仲間づくりを目的とした洋上研修の意義を確認し合った。4泊5日の行程で、9日(月)夕方に帰港することになっている。
研修生は、ことしから対象とした小学6年生163人と中学生304人、高校生16人、グループリーダー12人。学長の堀内哲雄教育次長をはじめとした指導員、スタッフを含めると総勢550人が乗り込んでいる。
那覇港には8月7日(水)早朝に着岸を予定。日中は沖縄戦争終焉の地である平和祈念公園や病院壕として使われた自然洞穴のアブチラガマを訪問し、平和学習に役立てる。
・「富士市青少年の船」特集へ