富士市が五貫島の国道1号沿いに開設している「道の駅富士」の上下線が12月21日(土)にリニューアルオープンする。
新たな運営事業者は、岩淵の「道の駅富士川楽座」の指定管理を担う富士川まちづくり。
上下線ともにスタイリッシュで存在感のある外観に生まれ変わるほか、道の駅に求められる情報発信、地域振興、連携機能を充実。ドライバーや観光客に市の魅力を周知するとともに、多くの市民に利用してもらう考え。物販および飲食施設の改修では、上り線に土産処やテイクアウトショップ、飲食店など、下り線に飲食店が出店する。情報発信の充実では、訪日外国人への観光案内などに用いる情報端末を導入する。子育て世代に対する利便性向上では、店頭や自動販売機で紙おむつを販売する。
市の西の玄関口となる道の駅富士は、全国初の道の駅の一つとして平成5年に営業を開始。社団法人が管理運営していたが、28年度に市が引き継いだ。テナント事業者の撤退意向を受けて昨年12月中旬から、レストランと売店の営業を休止している。
富士川まちづくりは、市所有の施設を有料で借り受けて事業を展開。リニューアル費用の大部分を負担する。施設の管理は市が担う。
道の駅富士 12月21日リニューアルオープン
(2019-10-11 19:00)