糖度と形にこだわった「富士みかん」

富士市農業協同組合は、高糖度で外見の美しさにもこだわったプレミアムミカン「富士みかん」を発売した。ミカンの旗艦ブランド化は同農協にとって初の試み。

「富士みかん」は中里の柑橘（かんきつ）共同選果場におととし導入した光センサー式の柑橘選果機で、大きさや傷、形状、糖度、酸度などを測定し、トップレベルの品質のミカンだけを集めた。

一般的な温州ミカンの糖度の平均値が１０．５度前後であるのに対し、同商品の糖度は１２度以上と選果規格を厳しく設定している。同商品は注文販売で、数量限定。今シーズンは例年よりも早く出荷が始まったため、残りわずかだという。来冬以降も販売する予定。１箱２ｋｇで、Ｍサイズが１６２０円、Ｌサイズが１５１２円（ともに税込み、送料別）。