協定書を交わした米澤副町長（左）と小長井市長

富士市は１０月３１日、友好都市提携を結ぶ岩手県雫石町と「ふるさと納税制度を活用した相互連携に関する協定」を締結した。同日、雫石町の米澤誠副町長が市庁舎を訪れ、小長井義正市長と協定書を交わした。

協定により１１月１日から、富士市のふるさと納税返礼品リストに雫石牛をはじめとする農産品など１４品目、雫石町のリストに紙製品や農産品など９品目を追加。富士市への寄付で雫石町の特産品、雫石町への寄付で富士市の特産品が受け取れる。今後も対象の特産品を増やしていく。

寄付者が選べる新たな使い道として「富士市・雫石町の交流促進事業」も設定。寄付金を慰霊の森事業や少年交流事業をはじめとした両市町の交流促進事業に役立てる。

協定は、両市町の特産品を全国に広く発信するシティプロモーション、交流意識の醸成、交流の持続的な発展を目的に締結した。