富士商工会議所はこのほど、7〜9月の「富士市中小企業景況調査」の結果を発表した。
個々の企業または産業の景気状況を表す景気動向指数を表す業況DIは、前回調査よりも8・7ポイント上昇した。売上DIはマイナス2・3ポイントと弱含みながらもほぼ横ばい。採算DIは6・8ポイント上昇した。
同調査は市内の製造、建設、卸売、小売、サービス業の5産業を対象に生産・売上と経営状況についての調査を年4回実施している。今回は207事業所を対象とし63.8%の回答率だった。
全産業の業況DIはマイナス21.3、売上DIはマイナス17.0、採算DIはマイナス27.6となった。
富士市中小企業景況調査 前回より業況・採算DI上昇も依然マイナス
(2015-10-20 19:00)