旧富士川町域の観光振興と魅力ある地域づくりを推進する「富士川歴史街道プロジェクト」の平成26年度第2回会議が17日、松野まちづくりセンターで開かれた。
プロジェクトを構成する富士市商工会や富士川まちづくり、富士山観光交流ビューローや富士川観光ガイド協会、各地区まちづくり協議会などの関係団体から委員が参加した。
26年度末の完成を目指している「富士川歴史街道マップ」について意見交換をしたほか、27年度に取り組む観光誘客ツールなどの作製やプロジェクトの今後の方向性について話し合った。
24年度から3ヶ年計画で作製を進めている「富士川歴史街道マップ」では、観光スポットや観光資源の説明、観光バスツアー誘致、観光モデルコースの提供などを主な目的としている。
10月から3回の作製部会を開いて同日、A3判四つ折り観音折り両面印刷の試作品が示された。
マップは富士川楽座を中心に北側の松野エリアと南側の富士川エリアに分かれており、エリアごとに地図上で史跡や店舗が一目で確認できるように工夫が施された。
スマートフォンをかざすと旧富士川町域から望む富士山のスライドショーが見られる仕組みも盛り込んだ。
今後は1月に第4回作製部会を開き、2月までに校正を行い、3月に1万部が完成。富士川楽座などで配布する予定となっている。
富士川歴史街道プロジェクト 観光マップ作製へ
(2014-12-18 18:00)