富士市は18日までに、市と民間で共同開発した富士山フロント工業団地(大淵)に新たに3社の進出が決まったと発表した。
これにより、整備した同工業団地の全17区画が契約を締結したことになる。
今回、新工場用地を取得したのは、食品製造の加藤美蜂園本舗(本社・東京都台東区、加藤禮次郎社長)、業務用機械器具製造の伊藤製作所(本社・富士市大淵、伊藤慶夫社長)、プラスチック製品製造の富士プラスチックス(本社・沼津市、渡邉勝彦社長)。
このうち富士プラスチックスは、プラスチック軟包装資材の企画・製版・販売などを手掛ける東タイの子会社。袋菓子やシャンプーなどの詰め替え用資材などを製造する見込み。
加藤美蜂園本舗は、蜂蜜を中心に製造する食品メーカー。「サクラ印はちみつ」のブランド名で知られている。
伊藤製作所は、テルモなどに理化学機器のマイクロシリンジを提供する機器メーカー。
富士山フロント工業団地 全17区画で契約締結
(2014-04-18 17:00)