富士山南麓を原産地とする〃四ツ溝柿〃を新たな特産品として活用する取り組みが、富士商工会議所と大淵まちづくり推進会と連携して取り組んでいる「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」で進められている。
その第1弾として柿を生かした「柿酢」の試作品が完成し、お披露目された。
四ツ溝柿は大淵地区の多くの家庭で栽培されており、脱渋して生のまま食されているほか、かつては自家製の柿の酢を作り健康食品として愛用されてきた。現在は収穫されずに放置されたままの柿も多いことから、同プロジェクトでは地域の名物として活用できないか、可能性を探っている。
今回発表された試作品は、調味料製造販売の福泉産業の協力で製造した。
大淵地区富士本で収穫された柿30キロを使用。へたを取り除いて半分にカットし、保存ビンに入れて自然発酵させた。発酵が効率良く進むよう10〜15日に1回撹拌(かくはん)し、約50日後にろ過と過熱殺菌処理を施し、200ミリリットル容器にびん詰めした。
水や酵母を使用していない自然食品となっており、柿に含まれる各種有機酸の旨みが凝縮された風味が特長となっている。


