節分の3日、本市場の米之宮浅間神社では、正午から3回にわたって豆まきが行われた。
特別祈祷(きとう)を受けて心身を清めた男女約180人が福豆や菓子をまいた。
投げ手を務めたのは年男、年女をはじめとした地域住民ら。男性は袴(はかま)姿、女性は巫女(みこ)姿で登場した。
特別祈祷では玉ぐし奉納などが厳かな雰囲気の中で行われ、その後、特設ステージに上って豆まきを開始。「鬼は外、福は内」との掛け声に合わせて威勢よくまいた。
地元商店や協賛企業、氏子から寄せられた景品が当たるくじ入りの豆袋もあり、境内を埋めた多くの人々は盛んに手を伸ばしたり「こっちにも投げて」と福を呼び込み楽しんでいた。