吉原本町三丁目町内会は7日、60年ぶりに解体修理した山車のお披露目式を天神社で開いた。
山車は昭和29年に作られ、魔よけや学業成就の神様として信仰されてきた「鍾馗(しょうき)さん」が鎮座している。
約5年前から柱や車輪のゆがみや、屋根や床の老朽化が指摘されていたため、作秋から今春にかけて、天野工務店(大淵)の天野康徳代表が山車を解体した後、全パーツのメンテナンスを施した。
お披露目式では住民50人余りが富知六所浅間神社の宮司による祝詞奏上や玉串奉てんなどで完成を祝った。
吉原祇園祭は6月13(土)、14日(日)に吉原商店街で開催される。