富士市文化振興財団は28日、主催事業のミュージカルワークショップの発表公演「THE MUSICAL TIME2014」を蓼原町のロゼシアターで開催した。小学4年生以上の市民61人が出演しての2回公演で、客席を埋めた多くの人たちが、歌とダンス、演技の華やかなステージを楽しんだ。
16年目となる恒例の「市民ミュージカル」で、今年は若年層向けのワークショップとし、参加者の半数近くはミュージカル初体験となった。5月に練習を始め、ダンスの振り付け、衣装、メークなども自分たちで手掛けた。
上演したのはマイ・フェア・レディ、サウンド・オブ・ミュージック、ウエスト・サイド物語、ミスサイゴンなどのミュージカルの名曲をふんだんに盛り込んだストーリー。
出演者たちは、小学4年生〜中学3年生と高校生以上の2チームに分かれて、次々と多彩な衣装で登場した。独唱や合唱とともに、躍動感あふれる群舞を繰り広げるなどしてストーリ―を全身で表現し、ミュージカルの楽しさを伝えていた。