富士市文化振興財団主催の「ロゼ富士山こども将棋大会」が13日、同市蓼原町のロゼシアターで行われた。
小学生以下を対象とした将棋大会で、「小学生3年生以下」と「小学生4〜6年生」の2部門が行われ62人が参加した。
両部門8ブロックに分かれての予選と、決勝トーナメントで優勝を争った。
スペシャルゲストとして富士市出身のプロ棋士中尾敏之五段が招かれ、指導対局や決勝戦の立ち会いを行った。
会場一角では、昨年4月の名人戦富士対局で使用された大澤建夫氏の駒をはじめ、大澤氏が指導を手掛ける富士駒・駒作りの会会員の作品が展示された。
大会は名人戦富士対局がロゼシアターで開催されることが決定したことを記念し、昨年2月に初めて開催された。昨年の大会が好評だったことから今年も継続して開催した。
日本将棋連盟静岡県支部連合会、元全国アマチュア名人の中村洋久氏、同連盟吉原支部、富士市役所将棋部、富士駒・駒作りの会、大澤氏が協力した。