富士宮市宮町の富士山本宮浅間大社で「流鏑馬(やぶさめ)祭」が4日から6日にかけて盛大に開かれた。
境内に露店が連なり大きなにぎわいを見せる中、メーンの5日は、疾走する馬上から矢で的を射抜く伝統武芸の流鏑馬式、目抜き通りでの武者たちの練行など、勇壮な歴史絵巻が多くの視線を集めた。
祭りは建久4年(1193)、源頼朝が富士の巻狩りの際、同大社に流鏑馬を奉納し、武運長久や天下太平を祈願したことに由来。5日の本祭を中心に各種祭儀が行われた。
本祭は、午前中の神事と同大社伝承の「古式流鏑馬式」(市無形民俗文化財)などを経て、午後は鎌倉時代の武者にふんした氏子など約100人の大行列が目抜き通りを練行した。
クライマックは「神事流鏑馬式」で、武者姿の小笠原流一門の武芸者十数人が射手を務め、楼門前200メートルの馬場で馬を次々と走らせて2つの的を目掛けて矢を放った。


